MCXガスブロの実力検証|SALVO PRECISIONのブローバック・初速・弾道

MCXガスブロの実力検証|SALVO PRECISIONのブローバック・初速・弾道
MCXガスブロの実力検証|SALVO PRECISIONのブローバック・初速・弾道
 

SALVO PRECISION MCXガスブロ の実力やいかに。ブローバックや弾速、弾道を検証

前回の記事で外装やモデルアップの元ネタである実銃 SPEAR LT について解説をした SALVO PRECISION MCXガスブロ ですが、今回はいよいよ内部パーツや性能についても検証していきたいと思います。

外装パーツで言えば、MCXはAR-15を原型としながらも数点のパーツを除いて互換性はなく、エアソフトガンとしても0からの設計となるため、プロダクトとしては高価になるイメージです。そしてリコイルスプリングなどブローバック機構をアッパーレシーバー内で完結させる必要があるため、内部パーツの調整にも手が掛かります。

それにも拘わらず、SALVO MCXは6万円台という破格設定。そして東京マルイMWSマガジンが使えるというユーザーフレンドリーな点もナイスですね~♪

良い点ばかりを挙げてもサバゲーやシューティングで使い物にならなければ価値ある製品とは言えませんので、果たしてどれだけの性能を持っているのか、じっくりと見ていくとしましょう。

MCXガスブロの要点まとめ

まず結論からお伝えします。MCXガスブロは、ブローバック、初速、弾道の3点を検証しました。

  • MCXガスブロは、アッパー内でブローバックを完結します。
  • また、ロア後端のゴム製バッファーが、衝撃を受け止めます。
  • 一方、箱出しの初速は、平均で71.5〜72m/sでした。
  • さらに、ORGAカスタム後は、平均87m/sに上がりました。
  • そして、FRAノズルで、82m/s前後に調整できました。
  • 特に、スペアマガジンは、Double Eagle製がおすすめです。
  • なお、7.5m先の着弾は、左右20mm、上下40mmでした。

この記事では、次の流れで解説します。

  • ブローバック機構とバッファーの構造
  • 初速の計測結果とカスタム
  • スペアマガジンと弾道の検証

MCXガスブロの仕様早見表

ここで、販売店の商品情報から仕様を表にまとめます。

項目 内容 出典・備考
装弾数 35発 販売店の商品情報
インナーバレル 150mm 販売店の商品情報、本記事
アッパー アルミCNC削り出し 販売店の商品情報
ロア アルミダイキャスト 販売店の商品情報
付属マガジン MWS準拠ガスマガジン1本 販売店の商品情報
ガス HFC134a 販売店の商品情報
発射モード セーフティ/セミ/フルオート 販売店の商品情報
対象年齢 18歳以上 販売店の商品情報

※全長と重量は、モデルごとに表記が異なるため、掲載を見送りました。

MCXガスブロの外装の素材

次に、外装の特徴を整理します。

アッパーレシーバーは、アルミCNC削り出しです。

また、ハンドガードも、アルミCNC削り出しです。

一方、ロアレシーバーは、アルミダイキャストです。

さらに、ストックが付属します。

つまり、外装の主要部分は金属製です。

MCXガスブロ CSAW

目次

SALVO MCX のブローバック機構
・しっかり稼働するリコイルバッファー!
・リコイルスプリングとスプリングガイド
SALVO MCX の初速はどれくらい?
・箱出し+純正マガジンでの初速
・ORGAカスタムを施した場合の初速
・オススメのスペアマガジン
SALVO MCXの弾道
SALVO MCX ORGAコンプリートもやります!

SALVO MCXガスブロ のブローバック機構

銃の構造に詳しい方やガスブロM4をお持ちのサバゲープレイヤーさんならご存じの通り、AR-15(M4/M16)は射撃時に後退するボルトキャリアをはじめ、それを受け止めるバッファーやボルトを押し返すリコイルスプリングなど、ブローバックの機構がバッファーチューブ内にもあります。実銃でもガスブロでも基本設計は同じです。

しかしパッと見で分かる通り、MCXにはバッファーチューブがありません。一体どのようにブローバックを行っているのでしょうか?

実銃のMCX SPEAR LTとは?

ここで、モデルになった実銃を整理します。

SIG SAUERのMCX SPEAR LTは、5.56mm NATOのカービンです。

作動方式は、ショートストロークピストンです。

また、リコイルスプリングは、2本を組み合わせます。

さらに、ストックは折りたためます。

そのため、AR-15のようなバッファーチューブがありません。

MCX のブローバックの仕組み

AR-15系とMCXのブローバックの違い

ここで、構造の違いを表にまとめます。

項目 AR-15系 MCXガスブロ 出典・備考
バッファーチューブ あり なし 本記事、SIG公式
ボルトキャリアの長さ 標準 AR-15の3/5程度 本記事
リコイルバッファー ボルトとスプリングの間 ロア後端 本記事
リコイルスプリング 太い 細く、デュアル構成 本記事、Wikipedia

※表のAR-15系は、ガスブロM4と実銃に共通する基本設計です。

しっかり稼働するリコイルバッファー!

まず、MCXのボルトキャリアはAR-15とくらべ長さが3/5程度しかありません。アッパーの内部のみでブローバックを完結させるためです。そしてガス圧で後退したボルトキャリアを受け止めるリコイルバッファーは、AR-15ではボルトキャリアとリコイルスプリングの間に配置されていますが、MCXではロアレシーバー内部の後端に設置されています。

バッファー(Buffer)は直訳すると「緩衝」「緩和」といった意味です。その名の通り、勢いよく後退してきたボルトキャリアを受け止め、衝撃を吸収する役割を果たさなければいけません。SALVO MCXではどの様になっているかと言うと…おおっ?!程よい硬さのゴム製バッファーが設置されています。これはしっかりと機能しそうで好印象ですね。そして驚きなのはその構造。

MCXガスブロ バッファー

ゴムクッションとスプリングの構造

次に、MCXガスブロのバッファーの構造を見ていきます。

バッファーは、ロアレシーバー内部の後端にあります。

また、ポリマー製の台座に、ゴム製のクッションが付きます。

さらに、台座とロアの間には、スプリングがあります。

SALVO製MCXのバッファーはポリマー製の台座にゴム(エラストマー?)製のクッションがあり、ロアレシーバーにボルト留めされています。ボルトは長さに余裕があり、バッファーとロアレシーバーの間にスプリングを配置。これによりバッファーがしっかりと前後稼働し、ボルトキャリアの衝撃を緩和する構造になっています!これは耐久性が高そう!

Salvo Precision MCXガスブロ バッファークッションの構造

MCXガスブロ 可動するバッファー

バッファーのゴムクッションは台座に接着されているだけでなく、ロアレシーバーに固定するボルトの頭も引っ掛ける形(台座と共締め)に成形されており、経年で接着が剥がれたとしても稼働中にポロッと取れてしまうリスクを回避!非常にユーザーのことを考えた設計にいたく感心しました。

内部パーツの構成

ここで、MCXガスブロの内部パーツの構成を整理します。

トリガーボックスは、MWSに準拠した構造です。

また、ハンマーなどの主要部品は、スチール製です。

さらに、エンジンは、東京マルイのZ-SYSTEMと互換性があるとされています。

そのため、MWSのカスタム経験を活かせる点が、ORGAの強みです。

リコイルスプリングとスプリングガイド

先程、MCXのボルトキャリア短いと申しましたが、これは実銃でもガスブロでも一緒です。

ただし形状的に異なる点もあり、実銃ではショートストロークガスピストンのプッシュロッドを受けるアームが前方に伸びているのに対し、ガスブロではプッシュロッドが機能する訳でもなければこのエリアにはホップチャンバーやダイヤルが収まるため、前方に伸びるアームはオミットされています。結果として、実銃ではアームに付随していたリコイルスプリング受けがガスブロでは手前に配置され、その分リコイルスプリングが短くなっています。

MCXの実物ボルトキャリア

↑実銃のMCXボルトキャリア 出典:Blog FDRA

MCXガスブロ リコイルバッファー

↑SALVO MCX のボルトキャリア

デュアルスプリングで反発力を補う

続いて、MCXガスブロのリコイルスプリングの構成です。

アッパー内部の限られた位置に収めるため、スプリングは細くなります。

そのため、実銃もデュアルスプリングを採用しています。

つまり、ガスブロも同じ構成で、反発力を補っています。

MCXのリコイルスプリングはアッパー内部の限られた位置に配置するため、AR-15と比べると直径も線径も細く反発力は弱め。それを補うためデュアルスプリングになっています。これは実銃でも同じ構成です。

SALVO MCXではこの辺りのバランスがうまく調整されており、よく作り込んであるなと改めて感心させられます。JPバージョンでは、日本のガス圧に適した弱めのリコイルスプリングがセットされるためバランスが崩れてはいないかと心配しましたが、日本代理店を通しているだけあって心配は無用でした。

MCXガスブロ リコイルスプリング

リコイルスプリング交換の注意点

ここで、カスタム時の注意点を整理します。

MCXガスブロのスプリングは、外径が細く、全長が長い形状です。

そのため、汎用規格のスプリングは適合しません。

また、エアソフトで流用できるスプリングもありません。

懸念点を挙げるとすれば、カスタムをしようにも反発力の異なるリコイルスプリングの入手が困難な事でしょうか。外径が細く全長が長いという特殊形状であるため汎用規格には適合せず、エアソフトでも流用できるスプリングはありません。メーカーによる提供はリペアパーツとして同じ強度のスプリングしか期待できませんし、サードパーティー製の登場を待つほかなさそうです。

リコイルスプリング交換はガスブロでは割と広く行われるカスタム・調整ですし、季節に合わせて交換したり、経年でヘタってきたら新しくしたりと、何かしら手を入れることも多いポイントです。バランスが崩れると、フルオートシアのハンマー解放タイミングが遅れフルオートがうまく動作しなくなる恐れもあります。

スペーサーで反発力を高める方法

次に、MCXガスブロの反発力を高める方法を紹介します。

スペーサーは、リコイルを強めたい時に使います。

また、フルオートが安定しない時にも試せます。

ORGAでは反発力を高めることはできないかと検証を行いましたが、手っ取り早いのはスペーサーの設置でした。外径6mm 内径4.1mmのパイプを用意し、長さ9mmまでであればスペーサーとして設置が可能です。リコイルを強めたい時や、経年や個体差でフルオートが安定しない場合などにお試しください。ご自身でカスタムが難しい場合は是非ご相談ください。

MCX リコイルスプリング スペーサー

SALVO MCXの初速はどれくらい?

さてお次は初速について見ていきましょう!マガジンが東京マルイMWSと共通なだけあって期待は高まりますが、果たしていかほどか!

箱出し+純正マガジンでの初速

ORGA AIRSOFTではガスブロ本体を販売する際、特に海外製品においては動作性や初速、マガジンのガス漏れなど気になる点も多いため、必ず試射も含めた検品を行います。今回はその試射時の初速結果を発表しましょう。結果は以下の通り。

ガスブロは気温で初速が変わる

まず、MCXガスブロは、気温でガス圧が変わります。

特に、低温では、ガス圧が下がる場合があります。

そのため、初速は、測定した季節や環境でも変わります。

測定環境:0.25g BB弾使用 室内気温 25℃

MCX SPEAR LT 11.5inch:平均初速 72m/s
(最低個体平均:71m/s 最高個体平均:73m/s)

MCX SPEAR LT 10.5inch CSAW GBBR:平均初速 71.5m/s
(最低個体平均:71m/s 最高個体平均:72m/s)

ん?ん~、んん?微妙に低くない?真夏の屋外ならもっと高い値が出るとは予測されますが、思いのほか低いですねぇ…。ちなみに敢えて2モデル分けて測定結果を載せてはいますが、どちらもインナーバレルは150mmと同じで、初速平均値も誤差の範囲でしょう。

箱出しの初速の内訳

ここで、箱出しの初速を表に整理します。

モデル 平均初速 個体平均の範囲
MCX SPEAR LT 11.5inch 72m/s 71〜73m/s
MCX SPEAR LT 10.5inch CSAW 71.5m/s 71〜72m/s

※どちらも、インナーバレルは150mmです。

これは改善の余地あり!という訳で早速、東京マルイMWSで培ったORGAのカスタムを施していきます!

初速と法的な上限の目安

ここで、初速の上限を確認しておきます。

エアソフトガンの上限は、0.98ジュールです。

0.98ジュールは、0.25g弾で約88.55m/sに相当します。

また、0.2g弾では約99m/s、0.28g弾では約83.65m/sです。

そのため、87m/sのカスタム後は、上限に近い値です。

なお、0.98ジュールを超える改造は、法律違反になります。

BB弾の重さ 0.98ジュールの初速 出典・備考
0.2g 約99.0m/s gun-collect、東京マルイ
0.23g 約92.3m/s gun-collect
0.25g 約88.55m/s gun-collect
0.28g 約83.65m/s gun-collect

※0.98ジュールの換算値は、BB弾の重さで変わります。

ORGAカスタムを施した場合の初速

ORGAではこれまで数えきれないほどのMWSカスタムを行ってきましたので、SALVO製MCXくらい完成度の高いガスブロであれば初速の調整などお茶の子さいさい。

純正インナーバレルは150mmと短い

まず、MCXガスブロの純正インナーバレルは150mmです。

一方、ORGA LEX05バレルは、10.5インチ用が250mmです。

また、11.5インチ用は280mmです。

そのため、バレルを長くして、初速を底上げします。

と言いますか、初速についてはシンプルに純正インナーバレルが短すぎるのでは?と思い、弊社のORGA LEX05バレル 内径6.05mm マルイM4MWS用を使用することにしました。10.5インチ用の250mmも、11.5インチ用の280mmも、どちらもラインナップがございます!今回は SPEAR LT 11.5inch をLEX05バレル 280mmでカスタムしてみましょう。

また折角カスタムするのであればということで、ORGAカスタムでは定番のPDI Wホールドチャンバーパッキンや、ORGA WIDE HOPテンショナーもセット。MCXは内部パーツがMWSと全く同じという訳でもないので「マガジンに互換性あり」という表現に留めてはいますが、基本構造は共通です。なのでインナーバレル、チャンバーパッキン、ノズルなどはMWS用パーツをご使用頂けます!

パッキンとテンショナーも定番パーツ

次に、あわせて交換した2つのパーツです。

1つ目は、PDI Wホールドチャンバーパッキンです。

2つ目は、ORGA WIDE HOPテンショナーです。

どちらも、ORGAのカスタムでは定番のパーツです。

つまり、MWSで培った組み合わせを、MCXに応用しました。

MCXガスブロ ORGAカスタム

カスタム内容と初速の一覧

ここで、MCXガスブロのカスタム内容と初速を表にまとめます。

項目 内容 出典・備考
箱出しの平均初速 11.5inch 72m/s、10.5inch 71.5m/s ORGA試射。0.25g、25℃
ORGAカスタム後 10.5inch CSAW 87m/s ORGA試射。0.25g、25℃
FRAノズル追加後 82m/s前後 ORGA試射
インナーバレル ORGA LEX05バレル 本記事前半の説明
チャンバーパッキン PDI Wホールドチャンバーパッキン 本記事前半の説明
ホップテンショナー ORGA WIDE HOPテンショナー 本記事前半の説明

※インナーバレルの長さは、本文の記載に違いがあるため、表では省きました。

一通りORGAカスタムを行ったところで、改めて初速を計測してみましょう。すると結果は…

測定環境:0.25g BB弾使用 室内気温 25℃

MCX SPEAR LT 10.5inch CSAW GBBR ORGAカスタム:平均初速 87m/s
(最低初速:86m/s 最高初速:88m/s)

………!?アカン!ギリギリや!wwww

FRAノズルで初速を下げる

次に、初速を下げた方法です。

使ったのは、ORGA FRAノズルASSYです。

ガス流量を可変にできるノズルです。

つまり、ノズル側へのガス量を絞って、初速を調整します。

凄いじゃあないですか、SALVO(笑) これではお外で使えないと判断しまして、ORGA FRAノズルASSYをセット。FRAノズルはNPASの様にガス流量を可変できるノズルですが、基本的には気温が低い環境下でも安定したブローバックのためにピストン側へのガス流量を増やせるようにするもの。初速が高すぎる個体にも、ノズル側へのガス流量を絞ることで初速を下げ、動作も安定化させることができます。

FRAノズルをセットすることで初速は82m/s前後と扱いやすい数値にできました。う~ん、検証と言いながら良い結果となるカスタムの方向性が見えてきましたね。

カスタム後の初速の結論

最後に、MCXガスブロの初速の結果をまとめます。

ORGAカスタム後の初速は、82m/s前後でした。

つまり、内部カスタムで、扱いやすい数値に調整できました。

ただし、個体差があるため、結果は目安です。

MCXガスブロ カスタム後の初速

オススメのスペアマガジン

今回の検証ではマガジンの互換性についても確認を行いました。結論から申しますと、付属マガジンと同型のDouble Eagle製マガジンが最もオススメです。

東京マルイMWSとの互換性がセールスポイントの1つではありますが、マルイ製MWSマガジンの場合、リップの位置が若干低くなるためフルオートで弾噛みし、ガスを吹いてしまう現象が散見されました。MCXはトリガーボックスの構造自体はMWSに準拠していますが、ボルトキャリアの短さ故にディスコネクタをアームパーツで前方に延長しており、ボルトキャリアがアッパー内部で全体的に上がりやすい影響もあるのかもしれません。

MCXのトリガーボックス

マルイ製マガジンを使う時の注意

ここで、MCXガスブロのマガジン選びの注意点を整理します。

東京マルイのMWSマガジンは、リップの位置が少し低めです。

そのため、フルオートで弾噛みや、ガス吹きが見られました。

一方、付属マガジンと同型のDouble Eagle製は、無難な選択です。

なお、販売店の商品情報では、MWS準拠マガジンが1本付属すると案内されています。

個体差もあるかもしれませんが、MCXの内部パーツバランスはMWSよりもシビアな様子。調整如何でマルイ製マガジンや社外MWS準拠マガジンも使えそうではありますが、箱出しではDE製マガジンを使用するのが無難かと思います。

DE Airsoft MWS用 35連 ガスマガジン はこちら
Double Eagle Airsoft MWSマガジン

SALVO MCXガスブロ の弾道

SALVO MCXの動作性や初速について見てきましたが、最後は肝心の弾道についてみていきましょう。ちなみに、ホップチャンバーやダイヤルはMWSとほぼ同形状で、前述の通りパッキンや押しゴム、インナーバレルはMWS用のカスタムパーツが使えます。

MWS用パーツを流用できる範囲

ここで、MCXガスブロに流用できるパーツをまとめます。

インナーバレルは、MWS用が使えます。

また、チャンバーパッキンとノズルも、MWS用が使えます。

さらに、ホップダイヤルは、MWSとほぼ同形状です。

ただし、内部パーツは、MWSと全く同じではありません。

そのため、マガジンは「互換性あり」の表現にとどめます。

ORGAのシューティングレンジ(と言ってもだたの通路)は7.5mしかないためあまり参考にはならないかもしれませんが、予めゼロインしたドットサイトでターゲットの中心を10発依託撃ちした結果が下の画像です。

SALVO MCX 命中精度 7.5m

7.5m先の着弾結果

続いて、MCXガスブロの7.5m先の結果を整理します。

ターゲットは、A4用紙に印刷したものです。

また、着弾点は、弾痕の中心で計測しました。

なお、赤丸は8個ですが、着弾が重なった箇所があると見られます。

個体 着弾の範囲 出典・備考
カスタム済みの個体 左右20mm、上下40mm ORGA計測。7.5m、10発
箱出しの別個体 左右25mm、上下43mm ORGA計測。7.5m

ターゲットはA4用紙に印刷したもので、弾痕の中心点で計測した着弾の範囲は左右20mm、上下40mmとなりました。10発と言いながら赤丸が8個しかありませんが、中央×印の下は縦に大きく穴が開いているので同じ個所に着弾したものと思われます。尚、これは初速計測時にカスタムを行った個体での結果となります。

箱出しの別個体でも同様の弾道チェックを行いましたが、結果は左右25mm、上下43mmと誤差の範囲。あまり代わり映えしないのでターゲット画像は割愛しますが、ガスブロとしては思った以上の結果に正直驚いています。

遠距離の弾道は今後の課題

ただし、遠方の着弾は確認できていません。なお、ORGAの射撃場所は、7.5mの通路です。

そのため、30m前後の結果は、見込みにとどまります。

もちろん、遠方の着弾まで確認できていないため100%断言することはできませんが、30m前後でも概ね上半身にはまとまる程度の弾道にはなると思います。初速の底上げを目的とした内部カスタム以外は必要なさそう。

機会があれば、ロングレンジでのターゲットシューティングも行いたいと思います!

SALVO MCXガスブロ ORGAコンプリートもやります!

SALVO PRECISION、もといDoubl〇 Eagle Airsoft MCXの性能について見てきましたが如何でしたでしょうか。DEAは既存商品のNOVESKE GHETTO BLASTERの完成度からも分かる通り、ゲームユースで充分な性能を発揮するガスブロメーカーとしても当店も太鼓判を押す存在。SIG MCX という少々難儀なモデルであっても、そつなくこなしている印象を持ちました。

そしてやっぱりこの価格ですよね…。円安や物価高騰が続く中、サバゲープレイヤーにとって本格派のガスブロライフルが6万円台で買えるというのは非常に手を伸ばしやすいと言えます!

コンプリートと内部カスタムの違い

ここで、2つのメニューを整理します。

1つ目は、検証した個体をベースにしたコンプリートです。

2つ目は、本体に追加する内部コンプリートカスタムです。

そのため、箱出しから変えたい場合は、後者も選択肢です。

なお、在庫と価格は変動するため、商品ページでご確認ください。

さて、ここからは宣伝となりますが、今回の検証で組んだ MCX SPEAR LT 11.5inch GBBR ガスブローバックライフル Black (JP Ver./RealMarking)は動作も良く初速の底上げもバッチリ出来たということで、このままコンプリートとして販売したいと思います!

また、今回のカスタムや検証の結果を踏まえ、SALVO MCX専用のカスタムメニューも販売することに致しました。

箱出しでも充分に楽しめる本製品ですが、よりゲームユースに適したカスタムをご希望でしたら、本体と併せて是非ご注文ください!よろしくお願いします!

検証から見えたカスタムの方向性

最後に、MCXガスブロの検証結果をまとめます。

まず、初速は、インナーバレルで底上げできます。

次に、初速が高い個体は、FRAノズルで調整します。

さらに、マガジンは、Double Eagle製が無難です。

また、リコイルが弱い時は、スペーサーを試します。

以上が、ORGAの検証で見えた方向性です。

購入前に確認したいポイント

  • まず、対象年齢は18歳以上です。
  • また、使用するガスは、HFC134aです。
  • さらに、MWS準拠のガスマガジンが1本付属します。
  • 特に、初速の上限は、0.98ジュールです。
  • なお、在庫と価格は、商品ページで確認します。

【ORGAコンプリート】Salvo Precision MCX SPEAR LT 11.5inch GBBR ガスブローバックライフル Black

Salvo Precision MCX ガスブロシリーズ 内部コンプリートカスタム

ノーマルの Salvo MCX ガスブロ 一覧はコチラ

ORGA楽天市場店はこちら

あわせて読みたい関連ページ

MCXガスブロに関するよくある質問(Q&A)

お問い合わせの多い内容を、Q&A形式でまとめました。

Q. MCXガスブロとは、どんなモデルですか?

A. SIGのMCX SPEAR LTをモデルにした、SALVO PRECISION製のガスブロです。また、東京マルイMWSマガジンが使えるとされています。さらに、ORGAは、本体の販売時に試射を含む検品を行っています。

Q. バッファーチューブなしで作動しますか?

A. 作動します。ボルトキャリアが短く、アッパー内でブローバックを完結させます。さらに、ロア後端のゴム製バッファーが衝撃を受け止めます。なお、ボルトキャリアの長さは、AR-15の3/5程度です。

Q. 箱出しの初速は、どのくらいですか?

A. ORGAの試射では、11.5inchで平均72m/s、10.5inchで平均71.5m/sでした。なお、0.25g弾、室内気温25℃での結果です。ちなみに、個体平均の最低は71m/s、最高は73m/sでした。

Q. ORGAカスタムで、初速は上がりますか?

A. 上がりました。10.5inch CSAWの平均初速は、87m/sでした。さらに、FRAノズルで、82m/s前後に調整できました。なお、測定条件は、0.25g弾、室内気温25℃です。

Q. 初速の法的な上限は、いくつですか?

A. 0.98ジュールです。0.25g弾では、約88.55m/sに相当します。そのため、87m/sは上限に近い値です。また、0.2g弾では約99m/sです。

Q. おすすめのスペアマガジンは?

A. 付属マガジンと同型のDouble Eagle製です。一方、マルイ製MWSマガジンは、フルオートで弾噛みやガス吹きが見られました。ちなみに、販売店の情報では、MWS準拠マガジンが1本付属すると案内されています。

Q. MWS用のパーツは使えますか?

A. インナーバレル、チャンバーパッキン、ノズルなどは使えます。ただし、内部パーツはMWSと全く同じではありません。また、ホップダイヤルは、MWSとほぼ同形状です。

Q. 弾道の精度は、どのくらいですか?

A. 7.5m先に10発撃った結果は、左右20mm、上下40mmでした。ただし、遠方の着弾は確認できていません。なお、ORGAの射撃場所は、7.5mの通路です。

Q. リコイルスプリングは交換できますか?

A. 汎用規格のスプリングは適合しません。そのため、入手は困難です。一方、ORGAは、長さ9mmまでのスペーサーで反発力を高める方法を検証しました。つまり、サードパーティー製の登場を待つ形になります。

ORGA楽天市場店はこちら

ORGA Amazon店はこちら

author avatar
ORGASTAFF